2013-11-12 第185回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
まず、本年六月、我が国で第五回のアフリカ開発会議が開催をされ、それに先立ちまして、本年五月に、日本政府、ソマリア政府、アフリカ連合委員会が共同してソマリア特別会合を開催をし、ソマリアの国づくり、ソマリア情勢の安定化に不可欠な社会経済開発に焦点を当てた議論を行ったと発表をされております。その内容について報告を求めます。簡潔によろしくお願いいたします。
まず、本年六月、我が国で第五回のアフリカ開発会議が開催をされ、それに先立ちまして、本年五月に、日本政府、ソマリア政府、アフリカ連合委員会が共同してソマリア特別会合を開催をし、ソマリアの国づくり、ソマリア情勢の安定化に不可欠な社会経済開発に焦点を当てた議論を行ったと発表をされております。その内容について報告を求めます。簡潔によろしくお願いいたします。
アフリカ諸国、国際・地域機関、ドナー諸国から成る三十五か国また機関が参加をいたしまして、ソマリアの国づくりを後押しし、社会サービスの提供や経済復興など、ソマリア情勢の安定化に不可欠な社会経済開発の重要性について議論がされたところであります。 安倍総理も参加をされまして、安倍総理からは、我が国はソマリアに対する直接支援の再開をするということを安倍総理に表明をしていただきました。
この会合では、ソマリアの国づくりを後押しし、ソマリア情勢の安定化に不可欠な社会経済開発に焦点を当てた議論を日本が主導して行おうと考えておりますので、まさに委員のおっしゃるとおりやっていきたいと思っております。
いずれにしましても、我が国は二〇〇七年以降、治安強化及び人道支援、インフラ整備の分野で総額二億九千三百九十万米ドルの支援を行ってきておりますし、また、昨年のソマリア連邦政府の成立を受けまして、今後とも現地の治安状況やニーズ等を踏まえつつ、ソマリアの社会経済開発を通じた民生の安定等、ソマリア情勢の安定化に向けて最大限努力する考えであります。
ソマリア情勢の安定化につきましては、我が国は、二〇〇七年以降、治安強化、人道支援、インフラ整備の分野で総額二億九千三百九十万米ドルの支援を行っております。 また、ソマリアの周辺国の海上保安能力強化につきましては、国際海事機関及び国連に設置されました信託基金に資金を拠出し、また、ソマリア周辺国の海上保安機関関係者を日本に呼び、研修等を行っております。
我が国としても、今後とも、現地の治安状況やニーズ等を踏まえつつ、ソマリア情勢の安定化に向けて最大限努力する考えであります。 また、来るTICAD5においても、ソマリアについてしっかり議論する予定であります。 三点目、ソマリア周辺国に対する海賊取り締まり能力の向上に向けた我が国の貢献、協力についてお尋ねがありました。
今後とも、ソマリア情勢の安定化を図り、ソマリア政府による海賊取り締まり能力を強化するための努力を続けていく考えであります。 以上です。(拍手)
我が国は、ソマリア沖・アデン湾の海賊問題の根本的な解決を重視しており、本年六月の第五回アフリカ開発会議、TICAD5に向けて、ソマリア及びソマリア周辺国の海上取り締まり能力の向上や、不安定なソマリア情勢の安定化のための支援等の多層的な取り組みを強化していく考えです。 本年一月に発生したアルジェリアにおけるテロ事件では、日本人を含む多くの罪のない人々の命が奪われました。
今後とも、海上自衛隊の護衛活動やソマリア周辺国の海上保安能力とあわせ、ソマリア情勢の安定化に向けて最大限努力する考えでございます。 以上でございます。
ソマリア沖の海賊事案は、不安定なソマリア情勢や脆弱な周辺国の取り締まり能力、法執行能力の不備を背景に、依然として高い水準で発生しており、その活動もインド洋西部全体に拡大するなど、我が国だけでなく国際社会にとって引き続き大きな脅威となっています。
我が国は、海賊問題の根本的な解決を重視しており、ソマリア周辺国の海上取り締まり能力の向上や不安定なソマリア情勢の安定化のための支援等の多層的な取り組みを継続していく考えです。 国際テロ対策についても、継続的な努力と国際的な協力が必要です。ことしは、米国同時多発テロ発生から十年という節目の年です。五月のウサマ・ビンラディンの死亡を初め、国際テロ対策上の進展と言える象徴的な出来事も見られました。
こういう試みが国際社会に一定の教訓をもたらしたことは事実でございますが、国際社会として何とかこのソマリア情勢を安定させようとする、そういう真摯な努力の一環であったと、そういうふうに認識をしているところでございます。
質疑の主な内容は、ソマリア沖・アデン湾での海賊事件多発の要因、諸外国の海賊対策の活動状況と米沿岸警備隊艦船の派遣の有無、海上保安庁巡視船ではなく自衛艦を派遣する理由、海上警備行動による護衛活動の現状、P3C哨戒機派遣の目的、本案による自衛隊派遣に国会の事前承認規定を設けることの是非、本案による武器使用の在り方と武力の行使との関係、ソマリア情勢の安定化のための我が国の支援などでありますが、詳細は会議録
政府といたしましては、今回の自衛隊派遣によります海賊対策とともに、先ほどからお話ありますソマリア情勢の安定化、そして沿岸国の海上取締り能力の向上という両方の面での支援を行ってきておりますけれども、今後とも積極的にやっていきたいと思っております。
また、ジブチ合意以降の肯定的な動きに対しましては、国連安保理やまたソマリア情勢に関心を有するグループが今後の和平推進への支援につきまして検討を行っておるところでございまして、我が国もこのようなこういう国際社会の動きと連携をしながら支援をやっていきたいと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(中曽根弘文君) このソマリアの海賊問題を根本的に解決するには、やはりソマリア情勢を安定化させるということが大事でありまして、そのためには、政府といたしましては人道面における支援、例えば食糧の支援とか難民対策とか、あるいは教育や水や衛生、こういうもの、それから治安向上のための支援ということで、国境の管理の強化とかあるいは警察支援、こういうものを国際機関を通じて行っているわけでありまして、先
また、二〇〇五年六月十六日に国連安保理に提出されたソマリア情勢に関する事務総長の報告書の中でも、一部の外国漁船がソマリアの漁民を攻撃しそのボートや装備を破壊しているという、そういう事実が指摘をされておるわけであります。これこそある種の海賊行為みたいなものとも言えるかもしれませんが、このような違法な漁獲が、暫定連邦政府、TFGなどの収入を大きく損なっているという批判も行われております。
○政府参考人(秋元義孝君) 今委員御指摘されましたように、ソマリア情勢の安定のためには、人道面における支援、それと治安向上のための支援、こういうものが必要であると考えておりまして、これまで国際機関を通じた支援としまして、過去二年間で約六千七百万ドル支援を行ってきております。
○米長晴信君 今、防衛省の方とやり取りさせていただきましたけれども、本来は主管は海上保安庁のはずで、私がこの議論を通じて何が言いたかったかというと、ある程度の期間というのが、これが許容の範囲を超えて、本当にソマリア情勢の不透明さと相まってこれが長期間になったときには、やはりお金は掛かるかもしれない、人も掛かるかもしれないけれども、日本の防衛に支障があるならば新たに体制を組んでいかなきゃいけないんだろうと
いずれにしましても、関係各国が協力して、そして先ほど話がありましたように、ソマリア自体の治安の回復やそういうようなために我が国としては六千七百万ドルを出して、ソマリア情勢の安定化に向けて、これは人道支援もありますし、治安向上のものもありますけれども、そういうような形で海賊の根本となりますソマリアの安定化を今図っているところでございます。
同時に、日本は、ソマリア情勢の安定や周辺国の海上取り締まり能力向上のための支援など、これまでのアジア海域における海賊対策の経験を生かしつつ実施してきております。 今般の補正予算におきましても、海賊対策のための訓練センターや情報共有センターの設立などの支援を計上したところであります。 低炭素社会に関してのお尋ねもありました。
したがいまして、政府に対して、本法案の規定に基づく海賊行為への対処を着実に実施することに加えて、ソマリア沖における海賊問題の根本的解決のために、周辺国家の取り締まり能力向上の支援やソマリア情勢の安定化にも積極的に取り組むことを強く要請して、賛成討論といたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手)
また、昨年のジブチ合意以降の和平へ向けての肯定的な動きに対応いたしまして、国連安保理や、また、ソマリア情勢に関心を有する欧米とかアラブとかアフリカとか、そういう諸国等から成るグループとともに和平進展への支援等を行っているところでございます。
○中曽根国務大臣 このソマリア沖の海賊問題、これを根本的に解決するには、もう再三この委員会でも議論になっておりますけれども、ソマリア情勢を何よりも安定化させるということが非常に大事であるということでございます。 一方、ソマリアの情勢は、国際社会として、今までなかなか有効な手だてを講ずることができなかった、極めて複雑で、また難しい問題でもございます。
海賊対策の根本的解決には、やはりソマリア情勢を安定化させるということが不可欠でございますが、我が国といたしましては、ソマリアに対しまして、人道支援とかあるいは治安向上のために最近二年間で約六千七百万ドルの支援を行ってきておりまして、昨年のジブチ合意以降の和平に向けての肯定的な動きに対応いたしまして、国連の安保理や、ソマリア情勢に関心を有する欧米とか、あるいはアラブ諸国、アフリカ諸国等から成るグループ
私は、このような軍事攻撃を行うことになれば、ソマリア情勢を一層本当に悪化させることになると思いますが、外務大臣、そういう認識をお持ちじゃないですか。
ソマリアの民生安定が大事だと今委員がおっしゃいましたけれども、やはり、アデン湾・ソマリア沖海賊の根絶に向けましては、我が国といたしましては、周辺国の海上取り締まり能力の向上、それから地域間の協力、さらにはこの海賊行為による被害の増加の背景にあります不安定なソマリア情勢を安定化するという、そういう中期的、長期的な視点、そういう取り組みを一層進めていくことが大事だと思っております。
いずれの決議においても、国連憲章第七章のもとで行動することに言及し、ソマリア沖の海賊問題が、国際の平和及び安全に対する脅威となっているソマリア情勢をさらに悪化させるものである、このように認定しているわけです。 外務大臣に伺いますが、政府の説明によれば犯罪行為にすぎない海賊問題が、国際の平和と安全に対する脅威となっているソマリア情勢をさらに悪化させるとはどういうことですか。
○赤嶺委員 いや、そういうソマリア情勢ですから、陸までやらなきゃだめだと。私がもう一つ聞いたのは、どこがそんな提案をしたんですか。
また、国連安保理や、ソマリア情勢に関心を有する欧米、アラブ、アフリカ、そういう諸国から成るグループが和平進展への支援につきまして検討を行っているところでございまして、我が国も積極的に協力をしていく考えでございます。 御案内のとおり、ことしの二月にはブリュッセルでコンタクトグループの会合が開かれて、我が国も参加をいたしまして、和平プロセス、治安情勢等の支援について熱心な議論が行われました。
○中曽根国務大臣 今御指摘の累次の安保理決議、いわゆる一八五一号以下でございますが、これは、ソマリア沖の海賊事案が国際の平和及び安全に対する脅威となっているソマリア情勢をさらに悪化させている、そういうふうに認定をした上で、ソマリア暫定連邦政府、先ほどのTFGでありますか、それからの明示的な要請を踏まえまして、これらに対処するために憲章第七章のもとで行動するとして、種々の決定や要請等を行っているものでございます
我が国といたしましては、議員御指摘のとおり、周辺沿岸国の海上取り締まり能力の向上、また、海賊事案増加の背景にあります不安定なソマリア情勢の安定化という、両面での支援を行ってきております。
我が国といたしましては、議員御指摘のとおり、周辺沿岸国の海上取り締まり能力の向上、それから海賊事案増加の背景にある不安定なソマリア情勢の安定化という両面での支援を行ってきております。 前者につきましては、イエメン及びオマーンの海上保安機関の職員の招聘、研修など能力向上のための支援に取り組んでおり、引き続き、周辺沿岸国に対し、我が国として何ができるか検討していく考えでございます。
○国務大臣(中曽根弘文君) ソマリアにおける貧困問題等への対策についてのお尋ねでございますが、我が国は、海賊事案増加の背景の一つであると考えられる不安定なソマリア情勢の安定化のために、人道支援や治安向上のための支援を行ってきております。
また、昨年の八月にはジブチ合意も成立をいたしまして、これから、最近のこのような和平に向けた一連の動きに対応して、ソマリア情勢に関心を有する欧米、アラブ、アフリカ諸国、国連機関等の間で構成されるソマリア国際コンタクトグループが、今後の和平進展への支援等につき検討を行っております。 こうした国際社会の動きに対応して、我が国も積極的に参加をし、そしてまた貢献を行っているところであります。